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PENTAX KP(デジタル一眼レフカメラ:APS-C) [● ペンタックスの機材(雑感)]

PENTAX KP(デジタル一眼レフカメラ:APS-Cサイズ画像素子使用)

ペンタKP.jpg
私がこのブログにUPしているPENTAXの写真のほとんどは、今のところ、KPで撮ってます(2021年)。
KPは良いカメラですねー。
残念ながら、もう一般の製品としては生産終了。
研究所とかに赤外線カメラとして売ってる「KP IR」が、ひそかにラインナップに残っていますが。

私がKPで使いにくいと感じるのは1点のみ。
画像素子がAPS-Cサイズなので、フルサイズの画像素子(あるいは35mmフィルム)のカメラで撮影するつもりでレンズを選択すると、想定より約1.5倍長い焦点距離のレンズで撮影した画像と同等になってしまいます。
ややこしいので、誤解を恐れず非常に大雑把に言うと、「昔慣れてたレンズの画角の感覚が、全体的に望遠側に1.5倍ズレる」から「焦点距離を1.5倍させた画角のイメージを、再構築する必要がある」のです。
不便なのはその点くらいです。でも、大分慣れました。そういうもんだと思って使えば、問題ないです。

画像素子がフルサイズより小さい分、画質は悪くなりそうですが、最近の技術革新はすごいですねー。私には十分な画質に見えます。

逆に、画像素子サイズが小さいことが、小型軽量化を実現するのに、間違いなく有利に働いているはずです。

しかも、望遠側では、従来の望遠レンズの焦点距離が伸びたように錯覚できますし、貧乏人にとっては、かえってありがたい時もあります。

そして何より、従来品よりかなり暗所に強い。
ISO1600くらいまで、私程度のテケトーな人間なら、画質劣化は気になりません。
昔なら、ISO1600のフィルムを使うなんて、ホントに特別な時だけでした(暗い室内とか、望遠レンズでシャッタースピードを稼ぎたい時とか)。そういう時は、画質を犠牲にして、ISO感度の高いフィルムを使ってました。それが今では、画質劣化をほとんど気にせず、好きなときにISO1600に設定できる。あるいはISO感度を勝手に変化させながらのプログラム撮影ができる。
まー、夢のような時代ですね。

ファインダーが実像なのも良いですね。
最近はミラーレス一眼が主流で、コンパクトだし画質も良いし、すばらしいと思うのですが、ファインダーが実像でないのだけは、どうしても馴染めません。
スマホやコンパクトカメラなら、実像でないのも納得できるのですが、実像ファインダーを見ながら「よし!撮った!」と感じる時の感覚には、捨てがたいものがあります。

そんなこんなで、私はKPを非常に気に入っています。
生産中止後に、優れた後継機種的なものも出ていますが、軽い方が良いし、動画を撮るわけでもないし、多分、壊れるまでKPを使い続けるでしょう。
フルサイズ機には多少惹かれますが、貧乏なのであきらめてます(T_T)

(カメラの写真は、リコーイメージング株式会社のHPより借用しました)








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