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旧立川番所書院の「厠」 [smc-FA Limited 31mm/f1.8]

IMGP1693小.jpg

旧立川番所書院の「厠」。

江戸時代の立川番所は、参勤交代時、土佐藩内最終の本陣だったとのこと。
現在の建物は、1800年頃の竣工で、国の重要文化財に指定されています。
今回ピントを合わせるのは、厠。トイレです。
母屋の裏側に独立した建物として建てられ、母屋とは縁側のような廊下で結ばれています。
懐かしいなー。
田舎だったので、50年前の実家のトイレも、こんな感じでした。

これ、夜がヤバいシステムなんですよね。子供にとっては。
夕方になると、写真のように雨戸を閉めてしまうので、夜にトイレに行くためには、以下のような手順が必要です。

→懐中電灯を準備する。
→雨戸を開ける。
→真っ暗な中、懐中電灯で照らしながら、縁側を歩いてトイレまで行く。
→懐中電灯の灯りで用を足す。
→真っ暗な中、懐中電灯で照らしながら、縁側を歩いて帰ってくる。
→雨戸を閉める。

子供にとっては、雨戸を開けたり閉めたりするだけでも大変です。
手も洗わないとですよね。冬とか、外の水が凍ってたりするんですよね。
懐中電灯も、昔のやつは、暗いし、すぐ灯かなくなるし、子供にとっては重たかったりもします。
怖いので、母とか祖母とかに一緒に来てもらって、雨戸のところで待っててもらったりして。
こういう時の付き添いで、兄貴は絶対ダメ。
普段闘ってる相手ですから、用を足してる間に、雨戸を閉められたりして、もー最悪です。

そんなこんなを、つれづれに思い出してしまった、旧立川番所書院の「厠」でした。

PENTAX KP
smc-FA Limited 31mm/f1.8 AL


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